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論文

有機減速材の放射線分解

団野 晧文; 土橋 源一; 神山 弘章

コールタール, 12(12), p.677 - 681, 1960/00

原子力技術の発展に伴ない炉材料として各種の有機物が使われているが、その中でも原子炉本体の重要な部分を占める減速材あるいは冷却材としてある種の有機化合物が使用されている。減速材はウランの核分裂反応を連鎖的に起させるために、核分裂の際に生じた高速中性子を熱中性子(0.025ev 程度の運動エネルギーをもつ中性子)にまで減衰させる役目をするもので、普通ウラン燃料の周囲をとりまいて居り、そのため強い放射線の照射をうける。一般には軽水、重水、黒鉛等が使用されている。冷却材は核分裂によって炉内に発生した熱を外部にとり出すもので、研究用原子炉では単なる冷却のみが目的であるが動力炉ではこれを熱媒体としてタービンを廻転させる蒸気を発生させるために多量の熱エネルギーを炉外に取り出す目的で用いられる。通常軽水、炭酸ガス、金属ナトリウム等が用いられる。有機物は一般に無機物に比較して熱や放射線に対する抵抗性が小さいが、このような材料を用いると従来の型の原子炉よりもすぐれた長所があるのでこゝ数年来特にこの種の原子炉が注目されるようになった。

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